劇団四季ミュージカル『ジョン萬次郎の夢』

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【4月18日(土)~12月26日(土)公演中止】

いくつもの困難を乗りこえて、日本とアメリカのかけ橋となったジョン萬次郎。相手を信じる心、夢をあきらめない気持ちが人々の心を動かし、日本の未來を切りひらく!

はじめに

『ジョン萬次郎の夢』は、江戸時代の末期に実在した人物で、日本人ではじめてアメリカに渡ったといわれている中浜萬次郎の半生を描いたミュージカルです。

土佐の漁村に生まれ、漁にでた14歳の萬次郎は、嵐によって遭難そうなん。無人島にたどり著いた萬次郎たちを助けてくれたのは、偶然通りかかったアメリカの捕鯨船ほげいせんでした。その船のアメリカ人船長との出會いが、のちの彼の運命を大きく動かすことに――。

船長とともにアメリカの地に降り立ち、英語を學び、進んだ文化を目の當たりにした萬次郎。もち前の好奇心と、あきらめない心、そして彼の行動力は、鎖國さこくによって閉ざされた日本の扉を世界に開き、やがて日本とアメリカのかけ橋となるのです。

壯大でロマンあふれるこの物語は、実際の萬次郎の身に降りかかったできごと。
そんな彼の姿は、今を生きる私たちに、「相手を信じて理解する心」「困難に立ち向かう勇気」を教えてくれます。

ストーリー

江戸時代の幕末から明治にかけて実在した人物、「ジョン萬次郎」。
彼が生まれた頃の日本は「鎖國さこく」という政策を敷き、外國との交流を禁止していました。日本人のほとんどは外國人を見たことも、外國の言葉を聞いたこともありませんでした。海の向こうには、鬼のように恐ろしい人々(南蠻なんばん)が住んでいると考えられていたのです。

土佐の國(現在の高知県)の漁村に住む14歳の少年、萬次郎は魚を獲るため仲間とともに海に出て、嵐にあってしまいます。陸地を見失って漂流すること8日。萬次郎たちは無人島にたどり著きます。満足に食べることも水を飲むこともできない苦しい日々。そんな彼らのもとに現れたのはアメリカの捕鯨船ほげいせん「ジョン?ハウランド號」でした。

初めて見る外國人は、姿も、話す言葉も、著ているものもまるで日本人のものとは違っていました。けれど噂に聞いていた鬼のように恐ろしい人たちとは思えなかった萬次郎は、勇気を出してジョン?ハウランド號に乗り込み、アメリカに渡ります。命の恩人であるホイットフィールド船長のふるさと、フェアヘブンの街で船長夫妻に実の子どものようにあたたかく迎えられました。

萬次郎はアメリカの進んだ文明について學ぶ中で、日本とアメリカ、二つの國の架け橋になりたいという想いを強くしていきました。「鎖國さこく」を続ける日本に外國から戻ればどんな罰を受けるかわかりません。それでも萬次郎の決意は変わりませんでした。

そんな萬次郎にホイットフィールド船長は、國だけでなく「人の心」も開いてほしいと言います。國を開くことも大切なこと。けれどもっと大事なのは人々が世界に目を向けて大きく心を開くことだ、と。アメリカの人々に背中を押され、萬次郎は8年間暮らしたアメリカを後にしました。

日本に帰ってきた萬次郎を待ち受けていたのは厳しい取り調べでした。アメリカの様子を説明するものの、なかなかわかってもらえません。しかし萬次郎は諦めることなく説明をつづけます。「そう簡単にわかり合えはしない。お互いわかったつもりになることが一番こわいのさ」。

1853年、アメリカから黒船が來航し、江戸幕府に開國を要求します。大混亂に陥る日本の人々。
はたして萬次郎は船長との約束通り、人々の心を開くことができるのでしょうか???。

キャラクター

キャラクターをクリックすると詳しい紹介が見られます。

ジョン萬次郎 勝 海舟 島津斉彬 福沢諭吉 ホイットフィールド船長 アリー/ポリー キン/ギン 伝蔵親方/重助/寅右衛門/五右衛門
  • ジョン萬次郎ジョン萬次郎土佐國(現在の高知県)の漁村に住む少年で、
    日本人としてはじめてアメリカへ足を踏み入れた人物。
    14歳のときに漁で嵐にあうものの、
    アメリカの捕鯨船ほげいせんに助けられる。
    好奇心旺盛おうせいな萬次郎はそのままアメリカに渡り、
    その進んだ文明に觸れ、多くのことを學ぶ。
  • 勝 海舟勝 海舟咸臨丸かんりんまるという軍艦ぐんかんに乗って
    日本人としてはじめて太平洋橫斷に成功。
    早くから開國を支持していた勝海舟は、
    萬次郎を通訳に抜擢ばってき
    萬次郎以外にもたくさんの人材を教育した。
  • 島津斉彬島津斉彬なりあきら江戸時代のおわりごろ、
    日本で2番目に大きかった薩摩藩さつまはん
    (現在の鹿児島県)のお殿様。
    早くから西洋文化に関心をいだき、
    幕府にも開國をすすめていた。
    アメリカから帰國した萬次郎に
    力を貸してくれた人物。
  • 福沢諭吉福沢諭吉勝 海舟のお供として、萬次郎と一緒に
    咸臨丸かんりんまるでアメリカへ渡った人物。
    獨學で英語を學び、「慶應義塾けいおうぎじゅくをつくって
    英語などを若い人たちに教える。
    「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
    という言葉で有名な著書
    「學問のすすめ」を書いた。
  • ホイットフィールド船長ホイットフィールド船長萬次郎を助けた、捕鯨船ほげいせんの船長。
    素直でかしこい萬次郎を気に入って、
    自分のふるさとフェアヘブンの街に
    連れて帰り、実の子どものように育てる。
    日本を開國させようと旅立つ萬次郎に、
    「大切なのは、人々の心を開くこと」と教える。
  • アリー/ポリーアリー/ポリーアメリカのジャーナリスト。
    今の日本でいう「新聞記者」。
    おもしろくて役に立つ情報をたくさん取材して、
    お知らせするのが仕事。
  • キン/ギンキン/ギンニュースを読み上げてまわる
    瓦版屋かわらばんや」。
    萬次郎が活躍していた江戸時代の
    新聞記者のような存在。
  • 伝蔵親方/重助/寅右衛門/五右衛門伝蔵親方/重助/寅右衛門/五右衛門萬次郎と同じ船で遭難そうなんした漁師たち。
    當時の日本人がそうだったように、
    彼らも外國を「南蠻なんばん」と呼び、
    「大きくて鬼みたいに赤い顔をした人間が住む、
    恐ろしい異國」と思い込んでいた。

お客様のコメント

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スタッフ&キャスト

スタッフ

オリジナルスタッフ

臺本?構成?演出
淺利慶太
臺本協力
高橋由美子
作曲
三木たかし
編曲
直居隆雄
振付
加藤敬二
照明
沢田祐二
裝置
高橋知子
衣裳
劇団四季衣裳部

キャスト

前日キャスト
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